萌える季節

我が部屋には、カジュマルの加地君と、ポトスの木村さんがいます。
極寒且つ日照時間皆無のねじまき邸の冬を乗り越えられず、木村さんは危篤状態です。
通常、ポトスは丈夫で育てやすい観葉植物です。
それを社長に話したら、心底驚かれました。



さて、先週から新しい住人が増えました。
オリヅルランの折津さんです。
このネーミングセンスに関しては黙殺お願いします。
折津さんとの出会いは、長野県松本市
ウチの会社の商品をたくさん採用してくれている施設に赴いたときのことでした。
そこの事務長と世間話をしていました。
事務長が少し席を外している間、社長がぼやきました。
「このオリヅルランいいな〜。珍しい色で、オークションで探しても見つからなかったんだよね・・・」
そして、社長がお願いして快く株を分けてもらえることに。
私も便乗して頂きました。
しかも、更に珍しい色のオリヅルランも頂けたのです。



オリヅルランとは、細長い葉がわさわさ茂っているような感じです。
茂みから、ランナーと呼ばれる走り茎が伸びて、その先に折り鶴のような小苗をつける姿から、この名称が付けられたそうです。
花も咲くそうです。
何より、緑が綺麗なので、木村さんの跡取りとしては申し分ありません。
オリヅルランは、葉の中心に白い筋が入っている色が主流です。
しかし、今回頂いたのは、全体が鮮やかな緑色の物と、スタンダードな物と配色が逆転している物です。
おまけに、強靭な生命力らしいので期待は高まります。



株は、根が出てくるまで水栽培です。
ある程度根が出てくれば土に植えられます。
一週間、毎日観察していましたが、根が出てくる気配なし。
社長が持ち帰って会社にいる子たちは、根が出てきたというのに。
また、栽培失敗かと思われた今日、遂に根が生えてきました。
日中は暖房が効いていて日当たりも良い事務所の子たちは、その好条件のお陰で成長が早かったようです。
この栽培が成功すれば、いくらでも株分け可能です。
希少価値の高いオリヅルラン、予約承り中です。



そして、本日はもう一人新人が。
憧れの紫蘇、大葉君です。
たまたま、母が花屋でもらったとのことで、授かりました。
あまり日が当たらないので、上手く育つか心配ですが、収穫が楽しみです。



やはり、春というだけあって、我が家の植物たちは元気です。
更に元気な奴がいました。
玉ねぎとジャガイモ。
1週間前に購入したのですが、今日見たら玉ねぎから10㎝程、ネギが生えていました。
ジャガイモからは芽が。
玉ねぎから生えたネギは味噌汁とかに使っても良いものなのでしょうか。
軽く葛藤しています。