美しいもの、純粋なもの、嘘のないもの

今日は何も予定がありませんでした。
そんな日は、掃除して洗濯して、料理を作り貯めします。
幸い、冷蔵庫の中には材料がたくさんあるので、買物に行かなくて済みます。
掃除洗濯は朝一番で済ませました。
昼寝して、何作ろうかと考えましたが何も浮かびません。
私にとって、料理と文章は似ています。
つまり、「発想」が原動力です。
ネタ(材料)があって、こう書こう(調理しよう)と、想像力が沸いてきて、形になります。
今日は、どうも良い発想が沸いてこなかったので、ぼんやりしていました。
テレビも退屈で、本を読んでいました。
で、読み終わりました。


放課後 (講談社文庫)

放課後 (講談社文庫)

懲りずに東野圭吾作品です。
まだ在庫がたくさんあるので、当分お世話になります。



この話は、推理小説です。
意外と、本格推理小説を読まない私。
誰が犯人なのか、どんなトリックなのか、読んでみると面白いです。
犯人はだいたい後半に差し掛かると予想が付くのですが、トリックは中々見破れないものです。
どうしたらこんなトリックが思い付くものやら。



京都旅行の御供だっただけに早く読み終わってしまいました。
静寂に包まれたお寺での読書は、気分が落ち着いて良かったです。
読み終わった所で、閃きました。
宿坊の朝食で出てきた茄子のおひたし。
茄子の紫が鮮やかで、とても美味しかったのです。
冷蔵庫の中には茄子があります。
作り方なんて知りませんが、何となくで再現してみました。
あの味には及びませんが、そこそこな作品が完成しました。
味の再現はだいたい出来ても、綺麗な紫色にはなりませんでした。
私の推理力、まだまだ未熟です。