朝寝坊と鬱と干物の関係

私は大雑把な人間です。
たいていのことは適当で、細かいことはそこまで気になりません。
しかし、時間にだけは神経質です。
時間にルーズな人の脳みそはそういう構造をしているのか全く理解に苦しむ程、几帳面です。
時間にルーズな人だから嫌いになったりはしませんが、その人の人格を判断する上で、時間に対する考え方はかなり重視してしまいます。
そんな私は、待ち合わせ時間の15分前には現地に着いてしまう人です。
しかし、15分も前から待っているのは、後から来る人にプレッシャーを与えるのではないかという心配から、待ち合わせ場所には5分前に到着します。
朝は余裕を持って準備したいので、家を出る1時間半前に起きます。
たまに遅刻をした日には、相当凹みます。



本日、生まれて5度目くらいの寝坊をしました。
いつも、3個目覚ましをセットしています。
見事に3個目を消して二度寝しまていた模様です。
起きたとき、時間は8時。
一瞬、今日は休みの日だと勘違いしました。
現実を受け入れたときはパニックです。



半分寝ている脳みそを回転させます。
・今日の訪問先は昼過ぎに行っても大丈夫、会社を出るのは9時過ぎでも平気
・服装はスーツじゃなくてもいい
・社長は直行と言っていたから、朝はいない
・8:18の電車に乗れば、Eさんより早く着ける
・私はまだ遅刻していない
会社の始業は9時なので、それまでに着けば遅刻ではないのですが、自分基準では30分前出社が絶対なのです。
「起きる→現実を受け入れる→顔洗って歯を磨く→着替える→走る→電車に乗る→会社に到着=30分」
人間、やれば出来るものです。
家から会社が近いって素晴らしい。
自分の中の面目は保たれました。



上記工程を見ればわかるように、すっぴん出社です。
すっぴんで電車に乗ってしまいました。
実際、そんなメイク技術はないので、大して変わりませんが。
私の到着5分後に出社した経営者のEさんに「どうしたの?なぜにすっぴん?!」と驚かれました。
理由を話し、笑われながら会社で化粧をして、外へ出て行きました。



遅刻をすることと、すっぴんで電車に乗ることは、どちらが恥ずかしいのでしょうか。
そういえば、客から「ねじまきさんって、ストレスとかないでしょ」と断言されました。
どうしても褒め言葉に聞こえなかったです。