モノ質

読書の秋です。
言ってみたものの、あまり私には関係ないです。
自転車通勤になったのにも関わらず、なぜか本を読むペースは変わっていません。

横山秀夫作品は初めて読みました。
恐らく、薦められていなければ手に取ることはなかったと思います。



良かった、人生3割は損する所でした。
この話は、とある県警で起こる事件を描いた短編集です。
とても男臭いです。
文章も堅いです。
しかし、そこで怯んではいけません。
この作品、見事です。
この緊迫感といい、予想出来ない展開といい、個性的な登場人物といい、何から何まで絶妙です。
見事にツボでした。



しばらくは、横山秀夫を読み漁る予定です。
まだまだ、私の知らない名作家がいるのだと思うと楽しみです。