「これぞってモノ」って聞かれても答えに困っていた

愛自転車の「ポルシェ」を迎え入れてから1ヶ月。
すっかり乗るのにも慣れて、順調にチャリ通生活を送っています。
この季節は空気が澄んでいて、青空の朝なんかは気持ち良いです。
チャリ通歴10年の私にとって、片道30分の自転車はあまり苦ではないのです。



本日は、ポルシェと隣街まで行くことにしました。
会社以外の場所に行くのは初めてです。
「何となく」の勘を駆使して、無事に隣街まで辿り着けました。
知らない道は緊張しますが、探検をしているようで楽しかったです。



私は、アナログ人間なので「カーナビ」は苦手です。
単に会社内でナビを与えられなかったから、とも言えますが。
慣れてしまうと、地図を見ながら目的地に向かう方が楽しいです。



カーナビは、確かに便利で方向音痴さんには打ってつけの道具であります。
しかし、意外と応用は効きません。
それは、最初で最後のカーナビ体験をした沖縄で立証されました。
一つの交差点を曲がり損ねただけで、2時間近くの迂回路を案内された苦い経験が頭を過ぎります。
あの頃は、車の運転も不慣れな上、右も左もわからない異国とも言える地での迷子。
頼れるものはカーナビのみ。
あの不安感と言ったら、壮絶なものでした。



そんな苦い経験を経て、私は地図派です。
地図だと、直ぐに道を覚えられます。
地図一つで東京都内を3年近く走り回っただけあって、東京の地理には詳しくなりました。
地元市内よりも東京都内の方が詳しい自信があります。
地図さえあれば、どこにでも行ける。
その感覚が嬉しくもあります。



今度、晴れた週末には、ポルシェで吉祥寺にでも行ってみようかと思っています。
どれくらいの時間がかかるのやら。