画人・画狂・画仙・画魔

忙しいと思いつつ、足は上上野を目指します。
この辺の執着心は、自分でも感心します。

とにかく、興味を惹く企画。
軽く「追っかけ」と化している、伊藤若冲の作品が目当てだったのですが、その他の展示も楽しみでした。

初めての挑戦として、音声ガイドを使ってみました。
今回の展示会は、対決させる背景だとかも理解した方が楽しめると思ったので。
その選択は正解で、十分に楽しむことが出来ました。

伊藤若冲の鶏は素晴らしい。
尾のしなやかな曲線が私は好きです。
ヒヨコは丸っこくて可愛かった。
伊藤若冲と対決していた曽我蕭白。
はじめて知ったのですが、これまた個性的な感じで。
「鷹図」という作品が、とても印象的でした。
「唐獅子図」も迫力があって凄かったです。
他に、円山応挙と長沢芦雪の「虎対決」にも釘付けでした。

何となく、日本画は動物の絵、洋画は人物の絵が好きなようです。
次回は、副都心線のおかげで行きやすくなった渋谷まで足を伸ばすつもりです。