アート

誰もが憧れた

死ぬまでに見たい1枚の作品。 どれだけありますか。 私は、芸術に敏感な方ではありません。 それでも、今まで生きて来た中で、数点そんな作品がありました。 きっと、知らないだけだと思う。 でも、知ってしまった。 だから、この目で見たい。 その一つが、…

贅沢なひととき

鳥取旅行で、すっかり植田正治モードになってしまっている今日この頃。 生誕100年というだけあって、東京でも写真展が至る所で開催されています。 ファンとしては、何とも嬉しい限り。 今日は、アツコバルーに行って来ました。 先月も訪れたのですが、最…

駆け込み鑑賞

昨日と今日、二日連続で写真展に行って来ました。 昨日は、横浜の日本新聞博物館にて来週まで開催している「92歳の報道写真家 福島菊次郎展」。 数か月前、福島氏のドキュメンタリー映画「ニッポンの嘘」を観て、とても気になっていたので。 彼の考えや写真…

私にはこの顔を撫でてくれる手がない

2008年、私が写真を始める前の話。 出会ってしまった。 そのときの、衝撃とも感動とも言えないぞくぞくする感じ。 今でも憶えています。 http://d.hatena.ne.jp/kotoba52neji/20080429/1209461284 あれから5年、また彼の写真展を見ることが出来ました。 「…

ふたり

今日の目的は、この展示会。 「ロバート・キャパ/ゲルタ・タロー 二人の写真家」 「ロバート・キャパ」という名は、当初アンドレ・フリードマンとドイツ人女性ゲルダ・タローの二人によって創り出された架空の写真家であったという事実。 全然知りませんでし…

イメージの釣り人

この休み中、2回も行ってしまった東京都写真美術館。 1日目は「フェリーチェ・ベアトの東洋」 2日目は「生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー」と「幻のモダニスト 写真家堀野正雄の世界」をハシゴ。 色々な人の写真を観るのは、刺激になります。 …

タイムトンネル

念願叶って、あのお方の絵が展示されるとのこと。 太田記念美術館に急げ。 「春信・清長・歌麿とその時代」 鈴木春信なる人物の作品を知ったのは、まだ半年と少し前。 「清水の舞台より飛ぶ美人」という作品に衝撃を受けました。 抱いていた浮世絵のイメージ…

どれもこれも、縁だから

写真に本腰を入れてから、ここに来たのは初めて。 東京都写真美術館。 場所も、恵比寿という絶妙感。 たまたま正月の新聞広告を見て、行こうと決めた。 それが、今だっただけの話。 二つの展示会をハシゴ。 最初に行ったのが「写真の飛躍」。 日本の新進作家…

咳、ララ

美容院に行って、たまたま読んだ雑誌で紹介されていて。 気になったから、行ってみました。「ぬぐ絵画」 日本のヌードに焦点を絞った展示会です。 最近、絵画の展示会に行っていなかったし、これは何かの縁でしょう。 絵画は、構図の勉強にもなるし。 西洋美…

曼荼羅パワー

先週ですが、久々の上野。 目的はもちろん「空海と密教美術展」。 あれだけ駅の構内とかに魅力的なポスター貼られちゃったらね、行くしかないですよね。 私と同じく仏像好きの友人と、上野を歩く。 土曜日だからか、混んでいました。 若い人も意外と多し。 …

私の作品はどれも自画像なのです

かなり不本意ながら、私は渋谷に降り立つ羽目になりました。 せっかくだから、足を運んでみようか。 「美しき挑発 レンピッカ展」 確か、今年始めくらいから、駅の構内に宣伝ポスターが貼ってありました。 一瞬で、絶対行くと決めました。 このレンピッカと…

上野ついでにハシゴ

ちょっと興味があったので。 折角、上野にいることだし。 「聖地チベット -ポタラ宮と天空の至宝-」 この展示会は、チベットの弾圧について一切触れられていないなど、色々問題が含まれているそうです。 そういう情勢は、ここでは抜きにして。 神秘的な密教…

日本美の華

芸術の秋、とでも言っておきましょう。 上野に参上するのは久しぶりです。 約1ヶ月前、駅でこの展示会を知ったときから、ここに来ることは知っていました。 「皇室の名宝」 皇室のお宝と言えば、伊藤若冲の「動植綵絵」。 もしかして公開されるのかしら。 …

都モダン、乙女デコ

待っていました、この展示会。 「謎のデザイナー 小林かいちの世界」 小林かいち。 知る人はとても少ないかと思います。 京都の図案家で、葉書や封筒のデザインを多く手掛けた方です。 私が知ったのは、偶然でした。 本屋の美術書コーナーに関連本があったの…

騙されないよ

副都心線、大好きです。 いつ乗っても空いていて、座れる所が。 渋谷まで、1本でいける所が。 渋谷の街は大嫌い。 それでも行くのは、文化村があるから。 行って来ました「奇想の王国〜だまし絵展〜」 普段、展示会に行くのは、朝一番が定番です。 しかし、…

あるいは生きることの隠れた意味

行ったのは、5月初旬でしたが、すっかり書くのを後回しにしてしまっていました。 最近は、心惹かれる展示会がなかった為に、久々です。 「ミヒャエル・ゾーヴァ展〜描かれた不思議な世界〜」 ミヒャエル・ゾーヴァ、名前を知らない人が殆どかと思われます。…

オフィーリアよ、永遠に

私は副都心線で、渋谷に降り立ちました。 この街は、大の苦手であります。 人は多いし、方向感覚を失うような道ばかりだし。 私がここに向かう理由は、単館上映の映画か、Bunkamuraです。 今回は後者が目的です。 そこには数回足を運んでいるので、…

画人・画狂・画仙・画魔

忙しいと思いつつ、足は上上野を目指します。 この辺の執着心は、自分でも感心します。「対決 巨匠たちの日本美術」 とにかく、興味を惹く企画。 軽く「追っかけ」と化している、伊藤若冲の作品が目当てだったのですが、その他の展示も楽しみでした。 初めて…

私には自分の顔を愛撫する手が無い

本日は、恵比寿に出向きました。 ビールを飲みに行ったのではありません。 5月6日までの開催だったので、チャンスは今日のみ。 思い立ったら行動せねば。東京都写真美術館で開催中「知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展」 私は、写真のことに関しては全…

裸体を晒されて

昨日、久々に美術館に出掛けました。 外を歩くのが気持ち良いこんな日には、ぴったりです。 前から楽しみにしていた「ウルビーノのヴィーナス」の為に上野へ。 古代神話の類が大好きで、この企画を知ったときから行くことを決めていました。 古代神話の神々…

刹那

給料が入ったら、自分にご褒美を。 そんなことを月の半ばまで繰り返せば貧乏にもなるのも納得。 何回ご褒美をあげれば気が済むのでしょうか。 それはさておき、写真展に行って参りました。 「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」 アンリ・カルテ…

最後に涙したのはいつですか

人生には「この行動を起こさなければ一生後悔する」という出来事があります。 今がそのとき、たとえ、開催地が日本の最北端だったとしても、入場料が5万円だったとしても、私は向かったことでしょう。 およそ一年前に、この展示会を知ったときから、私の爪…

便箋なんて意味ないから、破って捨ててね

金曜日は手帳を見て、ニヤニヤしてしまいました。 転職後、初の何もない週末です。 勿論、予定があればあったで嬉しいです。 それでも、たまには一人で何にも考えずに本や雑誌を読んだり、家事をしたりする時間が必要だと思います。 そういう時間に頭の中を…

星ニ願イヲ

どのカテゴリーに当てはまるか解らなかったので、使用頻度の少ない「アート」にしておきます。 友達に誘われて「日本橋 HD DVD プラネタリウム」に行って来たのでした。 日本橋はセレブなイメージで、滅多に行きません。 精一杯背伸びして、足を踏み入…

でんぐりでんぐり

電車を待っていました。 急行電車が来ました。 混んでいる電車に乗ろうとして、ふと気付きました。 私には急ぐ理由がなかったことに。 1分後に来た各駅停車に乗りました。 外は風が強くて寒いけど、電車の中から見る外は、晴天で暖かく見えます。 なんて平…

エキセントリック

過去、1回しか使用しなかった「アート」のカテゴリー。 第二幕です。 本日、代休をもらいました。 夜の用事まで時間があったので、上野にある東京国立博物館まで足を運びました。 そこでは、「若冲と江戸絵画」が催されています。 日本画だなんて、どこまで…

ベルリンの至宝展

行って来ました。 結構大々的にやっているようだったのですが、この展示会を知ったのはGW中のことでした。 同じ上野でやっていたラ・トゥール展を観に行ったときに、「へぇ〜、そんなのやってるんだ。」程度に。 で、よくよく調べてみると、スゴイ展示会じ…