最後まで見事なチンピラぶりだった

ハリー・ポッターに苦戦していますが、同時進行で文庫本も読んでます。

ビッグボーナス (宝島社文庫)

ビッグボーナス (宝島社文庫)

主人公は、パチスロ攻略法のガセネタを売る会社の実質経営者にして営業マン。
話も、パチスロ用語が飛び交います。
パチスロは全くやったこともないし、興味もありませんが読むに当たっては問題ありませんでした。
どちらかというと、実体のないガセネタを売る営業トークの方に関心が。



話の内容は、先に進むにつれて救いようがなくなって来ます。
最後は、相当などんでん返しがあるのかと期待してしまいました。
結果はどうあれ、グロい内容になっていくにも関わらず、軽快な語り口なので私好みな文章でした。