UFO、飛んでないかなぁ

読み終わった後に、良い意味での溜息を吐いた。

クローズド・ノート

クローズド・ノート

この著者の作品は、まだ三作目だというのに、圧倒的な確信を持っています。
ハズレのない人だと。



ある意味、話題を呼んでしまった映画版。
それが尾を引いて、イメージとかけ離れてしまったので観ようとは思いませんが。
そういう意味で、映画を観るのに躊躇った人がいたのなら残念なことです。
むしろ、映像で観た方が効果的だという場面がいくつかあったので尚更。
原作はとても良かったです。
ラストは、読んでいた場所が出先でなかったら泣いていました。



この本を読んで思ったこと。
万年筆が欲しくなる。
もちろん、試し書きは「春夏秋冬」。
卒業以来触っていないギターを蘇らせてみたくなる。
他人に見せられない日記は、生きているうちに処分しておいた方がいいと思う。