体内クーデター

風邪には、色々タイプがあります。
某CMで言うところの、熱、喉、鼻の何から症状が出るか。
私は、鼻ではじまり熱が出て、喉で終わります。



世の不景気を尻目に、仕事に追われ、多忙な日々を送っていました。
この会社は、不景気時には煽りを受けないが、景気のいいときにも煽りを受けないという特徴があります。
体が一つでは足りない、という感じです。
しかし、多忙を極める程、仕事の効率は自然と上がり、不思議とアドレナリンが放出されるのです。
最近は、やりがいと忙しさの狭間を漂っています。



先週は特に殺人スケジュールでした。
月・火と長野県松本市まで出張。
痛い程の寒さと、業者さんと同行。
夜は、有難い接待が深夜まで及び、久々に酷い二日酔い。
引きつった笑顔で挑んだ二日目の同行は、木曾の険しい山道を走るという荒行でした。
何とか無事でしたが、何度人間を辞めようかと思ったことか。
追い討ちをかけるように、帰りの「あずさ」では、まさかの人身事故で1時間の足止め。
やっと帰れたと思えば、花粉が優しく出迎えてくれ、次の日は朝6時半出勤て。



木曜日、どうも喉が痛い。
どうやら、花粉症によるくしゃみが原因の様子。
くしゃみをするのが下手くそで、喉に負担をかけるような感じでしか出来ないのです。
松本に比べれば東京は暖かい気がするけど、やっぱり寒い。
社内で着膨れして震えながら仕事をしていましたが、寒がっているのは自分だけ。
どうやら、喉の痛みは風邪が原因のようでした。
間もなくして発熱、ダウン。
またしても、風邪を風邪と気付くまでに時間を要してしまいました。



今は、すっかり回復しました。
そういえば、前回の風邪も喉からでした。
いつのまにか体質が変わったようです。
それにも驚きなのですが、数年に一度しか風邪を引かなかった私が、今年に入って2回も風邪を引いたことの方が上回ります。
昔は、どんなに無茶なスケジュールで仕事をしても平気だったのに。
深酒しても、次の日には何ともなかったのに。
急に、歳を取った気分になりました。
いや、その頃から比べれば取っているのは事実なのですが。



今後は、自分の体調管理をしっかりしようと思います。
長野の業者さんに持たされたお土産、地酒と地ワインを飲んでからになるとは思いますが。