しかしどっこい生きている
電車移動が長かったからという言い訳。
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/04/25
- メディア: 文庫
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背表紙が言うような、「抱腹絶倒にして、感涙必至」とはなりませんでしたが、面白かったです。
浅田次郎の文章は読みやすくて好きです。
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/12/25
- メディア: 文庫
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ようやく文庫化され、古本屋で発見。
念願叶っての一冊。
この世界観はとても新鮮です。
かなりの本を読んで来たつもりですが、この感覚ははじめて。
全体的にレトロな雰囲気が漂い、異世界に誘われる。
この感覚、決して嫌いではないです、むしろ大好き。
終盤には、どっぷり浸かってしまいます。
そして、文庫版のあとがきは羽海野チカという鉄壁。
黒髪の乙女は、中村佑介のイメージが強いので違和感が多少ありますが、羽貫さんと樋口さんはぴったりでした。
そういえば、どことなく羽海野作品と世界観が似ているかも。
他で漫画化されているようですが、是非とも羽海野チカバージョンでこの作品を読みたいと思った人は少なくないはずです。
5千円でも躊躇無く買います。