都モダン、乙女デコ

待っていました、この展示会。
謎のデザイナー 小林かいちの世界



小林かいち
知る人はとても少ないかと思います。
京都の図案家で、葉書や封筒のデザインを多く手掛けた方です。
私が知ったのは、偶然でした。
本屋の美術書コーナーに関連本があったのです。
今から80年も前に描かれたとは思えない構図と色彩感覚。
古いのに、新しい。
伊藤若冲の絵を初めて見たときの感覚に似ています。
こういう直感は大切な趣味の一つにするべきだと考えています。
とにかく、多くの人に知ってもらいたい、とても素敵だから。



そんな小林かいちの作品が東京で見れるわけです。
とても素晴らしい展示会でした。
作品も然ることながら、来客者が少ない。
まだまだ、知名度は低いようです。
しかし、静かな空間で、じっくり鑑賞出来たことに大満足でした。



やっぱり素敵。
とてもお洒落。
繊細で、切なくて、魅力的。
ついつい、関連グッズを買い過ぎてしまいました。