笑顔まで3メートル

平日です。
台風接近中です。
有給取りました。
観て来ました。


蛮幽記


映画やドラマだけでは飽き足らず、堺雅人の生演技を観たくなってしまったのです。
本当は、土日の公演チケットを取りたかったのですが、完敗。
最後の望みを賭けた本日の公演チケットが取れたのです。
しかも、1等席。
無理矢理、有給を取って行きました。
行くしかないでしょ。



前から5列目。
端っこだけれど、花道まで3mという絶好の席でした。
観客は、女性が圧倒的に多く、おば様が多かったような印象。
新橋演舞場も初めてで、緊張の中幕開け。



今まで観た劇とは、スケールが全然違う。
これが、高いお金払っても観る価値があるってレベルなんですね。
終始、圧倒されっぱなしで、鳥肌収まらず。



一番の目的だった堺雅人は素晴らし過ぎました。
あの笑顔と狂気を、生で拝めただけでも十分。
花道上では、距離にして3m。
素敵。
1等席万歳。
一万円以上支払った代償は、しっかり頂きました。
余裕綽々然と笑顔でこなす殺陣は、ファン心をがっしり掴んで離さない。
生で観たかった堺雅人満載、万歳。
このまま台風に飲み込まれて死んでも悔いはないです、多分。



その他、としてしまうには惜しい程、他の俳優さんも素晴らしかったです。
特に早乙女太一は、美しかったです。
あの殺陣、見事としか言いようがありませんでした。
難しいかと懸念していたストーリーも、難なく理解出来ました。



カーテンコールは、勿論スタンディングオベーション
幸せなひとときでした。
今までは、コンサートのチケットばかり取っていましたが、今後は観劇もいいかもしれないと思いました。
大人っていいな。
少しお金を払えば、満足した一時を味わえます。
うん、素晴らしい、何もかも。