木っ端微塵にする魔法の剣

お仕事系小説。
最近、こういうのもお気に入りです。



星間商事株式会社社史編纂室

星間商事株式会社社史編纂室

この小説を執筆するにあたって、著者は相当楽しんでいたのではないかと思います。
ついに来たか、腐女子の主人公。
著者のエッセイを読んでいると、あまり驚かないのですが。
なんだか、生き生きとしているというか、そんな感じが伝わってきました。
とにかく、絶妙な突っ込みといい、程よい謎といい、少々胸キュンも隠し味にしてみたり、面白かったです。
表紙も凝ってます。



ワーキングガール・ウォーズ (新潮文庫)

ワーキングガール・ウォーズ (新潮文庫)

著者の作品は、働く女性の日常というか、あるある感が絶妙との噂を聞いて挑戦。
これは当たりでした。
読んでいて気持ちの良い作品です。
「勝ち組負け犬」と「負け組負け犬」、二人の登場人物視点で描かれています。
嫌味がなくて、頷ける箇所もたくさんで。
もっと、他の作品も読んでみようと思いました。
またオーストラリアに行きたくもなります。