碧い海、紅い料理

ゴールデンウィークになりました。
先週、有給を頂けることになったので、一足先に海外旅行しました。
韓国のハワイこと、済州島です。
2泊3日の、お手軽旅行です。
短い休みの中で行くとなると、必然的にアジア圏内となってしまいます。
ソウルには行ったことがあったので、今回は島国。
成田から飛行機で2時間弱という近さ。
ゴールデンウィークと若干ずれた時期だったので、観光・食事が全て付いていても激安の価格。
下手に国内旅行するよりも断然安いのです。
因みに、同じプランでゴールデンウィーク中に行くと10万円近く高くなります。
最近、恐ろしい程韓国ドラマに嵌まっている母親と。
母親は、今年の秋にも友人と韓国に行くらしく、その予行練習だと言って張り切っていました。
順を追って書くと読みにくいので、今回は箇条書でまとめてみます。



済州島は南国
その時期、日本は異常気象に見舞われていました。
4月なのに雪が降ったりだとか。
出発する日もかなり寒く、雨でした。
案の定、済州島も寒かったです。
しかし、何を思ったか、初夏気分の服装しか持っていない私。
写っている写真は、寒さをこらえている表情ばかりでした。
二日目と三日目は、天候にも恵まれましたが、吹き抜ける風は冷たく。
それでも、青空を反射させる綺麗な海の色は格別でした。



ツアーとナツミとキイチ
今回は、ツアーでした。
私たち親子を含め、14人。
現地のガイドさんは、小川菜摘にそっくりな女性でした。
日本語も流暢で、とても明るい。
「ナツミ〜」と親しみを込めた愛称で呼ばれる羽目に。
もう一人、横顔が中井貴一似のカメラマン。
頼みもしないのに写真を撮られまくり、最終日に8000円で売り付けられた商売上手。
ツアー客も、個性溢れる面々で良い人ばかりで楽しい旅でした。
大半は韓流ブームの渦中であるおばさんでしたが、自分的にはその方が気楽でした。



キムチとマッコリ
韓国といえば、キムチ。
お店によって味も違います。
毎回、出て来ておかわり無料。
ひたすらキムチを食べました。
終始、キムチ臭かったです。
韓国旅行にガムは必需品です。
料理は、全て美味しかったです。
済州島は、海産物も豊富で、アワビも食べました。
雉肉もしつこくなくて美味しかったです。
チヂミも絶品でしたし、黒豚も美味でした。
撮った写真は、美味しい料理でいっぱいでした。



日本人はカモ
ツアーといえば、旅行会社と提携している土産物屋。
化粧品やら、健康食品やら。
わかっているのに、買ってしまいます。
本当、日本人はネギしょった鴨です。
調子に乗って、散財してしまいました。
母親なんて、5万もする怪しい薬買ってるし。
渡辺謙西城秀樹が常用する薬って。
気の持ちようで、長生きしてくれれば言うことありませんが。



韓国の人々
済州島には、韓国本土からの観光客もたくさん訪れます。
ガイドさんによると、韓国の皆様はとても陽気だそうです。
観光バスでは、音楽をガンガンと鳴らし、踊っているそうです。
おやつとお酒を大量に常備していて、いつでも宴会。
確かに、駐車場とかでも酒盛りしていました。
たまたま通りかかったら呼び止められて、軽く参加させてもらいました。
正式名称は不明ですが、「豚の頭の肉」美味しかったです。
ありがとう、アボジ
隣のバスに乗っていた韓国人夫婦が、むしゃむしゃ何かを食べていたのを見ていたら、ジェスチャーで「これ、欲しいの?」と。
いきなり旦那さんが、私たちのバスまで来て、おすそ分け。
きなこ餅でした。
たくさん頂いたので、ツアーの皆で食べました。
家庭的で美味しかったです。
なんて良い人、オモニ。



有名人に会う
済州島屈指の超高級ホテルである、ロッテホテル。
その中の免税店を訪れていた御一行。
1時間の自由行動、待ち合わせ場所はフロント前。
先にいた同じツアー客のおばさんが「どうやら有名人が出てくるみたいよ。さっきから、ホテルの従業員がお見送りの準備していて、どっさり荷物を積んでるもの」と、カメラを構えています。
確かに、高級外車もスタンバイしています。
韓流スターなんて、ヨン様くらいしか判別つかない私も、ついついカメラをスタンバイ。
そして、いかにもな感じの綺麗なセレブ登場。
とりあえず、シャッターを押す我々。


おばさんA「うわー、綺麗な人ね」
ねじ「ですね。セレブですね。女優さんか誰かですか?」
おばさんB「さぁ。あの人誰よ?ナツミ」
ナツミ「アノ人、奥様。有名人は、その後に乗った男性。済州島出身プロゴルファーのヤン・ヨンウン」
一同「え〜、奥さんしか写真撮ってないし」



そんな感じで、色々ありました。
ゆっくりと時間が流れる、自然と伝統、美味い物満載の国。
そこに、良い人たちとの出会いをスパイスに。
とても良い旅となりました。