そして、みんなの力

やっぱり好きです、このシリーズ。

張り込み姫 君たちに明日はない 3

今回も楽しく読ませて頂きました。
色んな業界の裏側とかがわかるのも面白い。
何より、仕事を頑張っている人たちを見るのが清々しい。

この小説は、お馴染み「リストラの代理」を行う会社に勤める主人公から見える現代社会。
仕事が出来ず、やる気もなく、人望もない人は、冒頭でバッサリ首を切られておしまいです。
スポットを当てられる「リストラ対象者」は、仕事が出来る人、人望がある人、仕事が好きな人、仕事を頑張っている人です。
そういう人物が、改めて仕事について考え、自分なりの答えを出す過程が良いのです。

これを読んで、仕事を頑張ろうと思った矢先の風邪。
こんな連休延長は全く歓迎しません。