汝の敵を愛せよ

読書の秋が到来しました。
その割には、あまり進んでいませんでした。
色々なことに興味が移ってしまうのです。



しかし、久々に一気読みしてしまった作品。

氷点 (上) (角川文庫 (5025))

氷点 (上) (角川文庫 (5025))

氷点 (下) (角川文庫)

氷点 (下) (角川文庫)

幾度となく映像化され、長年に渡り読まれている不朽の名作というやつです。
会社の人にお勧めされて読みました。



さすが、面白い作品というのは時が経っても色褪せません。
人間の心って複雑です。
それぞれが心に闇を抱えていて、解り合うのはとても難しい。
夏枝の行動は、終盤になるにつれて苦笑してしまう程に痛々しかったけれど、それはそれでわからないでもなかったり。
最後の件には、思わず「そりゃないよ」と言いたくもなりましたが、そこも含めて面白かったです。
続編があるので、早々に読みたいです。



もう一冊。

カッコウの卵は誰のもの

カッコウの卵は誰のもの

題名からして、血の繋がっていない親子の話だとか、代理母出産の話かと予想。
そこは当たりましたが、そこは東野圭吾です。
最後の最後まで真相がわからない。
見事に一気読み。



秋は寝不足。
1日が26時間くらいあればいいのに。