激しね

本当は、観に行くつもりではなかったのですが、友人の話を聞いていたら無性に行きたくなって。
たまたま、3つ隣の駅で上映していたし。
観たいときが観に行くとき。
この瞬間を逃しては、いけない。



ゲキ×シネ「蛮幽鬼」
ゲキ×シネとは、広い空間・大きなスクリーンで演劇の映像を楽しむ、新しいエンターテインメントだそうです。
普通の映画よりもチケットは高め。
実際舞台を観ているし、話の筋も知っているけれど、もう1回観たい。
パンフレットも欲しい。
恐らく、そんなに長い間上映はしていないだろうし。
気付けば、大泉学園の駅にいたわけです。



結論。
観に行って大正解。
舞台だと、役者の細かい表情とかは見えません。
しかし、ゲキ×シネなら見られるのです。
たとえ、舞台の端っこでも、台詞がないときでも、常に表情があって。
それはテレビとは違う、舞台の面白いところでもあるのです。
そして、特筆すべきは「汗」。
役者の美しい汗。
舞台の客席からはとうてい拝めない部分。
役者の熱演が嫌でも伝わってきました。
それに、一度観ているだけあって、余裕を持って細かいところまで鑑賞出来ました。
蘇る、あのときの興奮。
新橋演舞場の花道を役者が駆けて行く度に、ドキドキしてしまった、あの感覚までも蘇ってきました。



やっぱり、堺雅人の笑みは素敵でした。
早乙女太一の殺陣は、改めて見ると華麗で見事でした。
エンドロールの最後にカーテンコールの映像を入れるあたりも、良い演出でした。
給料日前で、正直痛い出費でしたが行って良かったです。
来年の夏には、見逃した「薔薇とサムライ」も公開したいと思っているらしいです。
きっと、また大泉学園の駅に降り立つのでしょう。