ようこそわれらが地球へ

なぜか、読むペースが早くなっています。
時間は限られているので、何かする時間が失われているのでしょう。



読んだ順に。

さよならドビュッシー

さよならドビュッシー

この題名と装丁が素敵。
以前、私は色々な本を読み過ぎて、並大抵のどんでん返しでは満足出来ないと記しました。
あっさり撤回させて頂きます。
はい、あっけなくどんでん返りました。
久し振りに「あ〜」と叫びました。
自分の想像を斜め先にある結末。
勘の良い人なら予想出来た結末かもしれませんが、私は鈍い方で、著者にとっては愛されるべき読者なのだと思います。



マドンナ・ヴェルデ

マドンナ・ヴェルデ

この作品は、ジーン・ワルツを別の視点から語った作品。
映画も公開ということで。
前作も好きだったのですが、こちらも良かったです。
最初の10ページくらいで、過去の作品のネタがオンパレードされていたのは、ファンとして嬉しいような、やり過ぎのような。
それはさておき、素晴らしい作品でした。



続 氷点 (上) (角川文庫 (5072))

続 氷点 (上) (角川文庫 (5072))

続氷点 (下) (角川文庫)

続氷点 (下) (角川文庫)

間髪入れずに、一気に読みました。
今回のテーマは「ゆるし」。
前作では気にならなかったのですが、ヒロイン陽子の潔癖な正義感が受け付けられませんでした。
ここまで来ると、夏枝よりも性格歪んでいるのではないか、というか。
他の人物があまりにも人間臭いので、違和感があったのかも。
あとは、時代の違いか。
昼ドラ並みに、どろどろした作品だと思いました。