餃子カフェ

商談の為、宇都宮に行きました。
お客の都合で夕方のアポ。
車での遠出は危険ということで、電車です。
新幹線を使えば早いのですが、経費が勿体ない。
新幹線分の経費を取り戻せる程の取引になるかどうかも怪しい。
仕方ないので鈍行で行く旨を社長に伝えたところ、同情してもらえました。
「帰り遅くなるし、夕飯代は経費で落としていいから、帰りに餃子でも食べておいで」
心の中でガッツポーズ。
「ビールも付けていいですか?」
「二杯までなら許す。女一人で餃子とビールのおかわり頼める勇気があるなら」



そんなやり取りの後、宇都宮まで2時間以上電車に揺られておりました。
電車での長時間移動は好きです。
普段、ゆっくり本を読む時間が取れないので。
しかし、疲労には抗えずに爆睡。
終点だから、寝過ごす心配はなし。



無事商談を終えて、とりあえず一安心。
あとの使命は餃子を残すのみ。
駅の周辺には、餃子のお店がたくさんあります。
どこに入ろうか悩むところです。
私は、一人で飲食店に入るのが平気な人です。
職業柄、背に腹は変えられずに身についた精神。
牛丼屋、ラーメン屋あたりまでは余裕。
回転寿司経験もあったりするのですが。
ただ、餃子とビールはやや敷居が高い。
女子としてどうなんだろう。
いっそ、お洒落な「餃子カフェ」みたいなのがあればいいのに。
そんな願い虚しく、大衆的な餃子屋しかありませんでした。



結局、一人で入って餃子とビール2杯しっかり戴きました。
餃子とビールの相性は抜群です。
商談での緊張が解けたときに「ゴクリ」と。
幸せ。
安いプライドは、さっさと捨てるべきです。
さて、月曜日に領収書を渡したとき、何て言われるだろう。