街物語

福造は、不機嫌だった。
最近の相棒は、新参者カメラとよく出掛けていた。
あろうことか、本日の出動が福造にとっての初撮りであった。
相棒は、悪びれることもなく「爺さんは贅沢者だよ」と云う。
「ここぞというときには、ちゃんと連れて行ってるのにさ」
福造とて、それは知っている。
それでも、歳を取ると素直になれないものである。
「今入っているフィルム終わったら、ローライのモノクロ使おうか」
「うむ、悪くない」
何だか、この若者に振り回されている気がする福造であった。
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昨日、川崎大師に行って来ました。
去年買った、だるまを返す為。
一応、買った場所で返さなくてはいけないというので。
いつもは１月上旬に行っていたのですが、今年はこんな時期に。
さすがに人も出店も少なく、少し淋しい感じでした。
人でごった返しているときの方が、活気があって好きです。

川崎大師といえば、くず餅や飴。
特に、飴を切る包丁のリズムは、テンションが上がります。

中には、飴切り人形も。
ちょっと怖い。

無事、だるまを返して任務完了。
毎年観てもらっている手相占い屋さんがいなかったのが心残りでした。
来年は、もっと早い時期に行こう。

福造では、川崎大師の外観とかの写真を撮ったのですが。
デジＰＥＮでは、人しか撮っていないことに気付きました。
ブログ的には何が何だか。
別に、いいか。

饅頭売ってた、感じの良いおばちゃん。

飽きちゃったのね。

ピロピロ。

明日は大阪。
週末は山梨。
いきなり、色んなところに行くことに決まってしまいました。
福造、よろしく頼んだ。