日常は強い
最後の最後にやられた。
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/12/03
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ぐいぐい、惹きつけられました。
相変わらず、心理描写が絶妙。
勝手な想像だけれど、著者は、チエミタイプの人なのではないかと思う。
クラスの中で、大人しくて目立つのが苦手で地味な感じ。
でないと、あそこまで書けないのではないかと思う。
そして、主人公のみずほは、まんま理想像。
そんな気がしてならない。
それはさておき。
とても良作でした。
最後は、予想外の展開に思わず号泣。
- 作者: 誉田哲也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/02/08
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
ここまで読んでいて言うのも今更ですが、誉田作品の刑事物は苦手です。
この作品も、時代が江戸、舞台は吉原の刑事物みたいな感じ。
武士道シリーズは大好きだったのですが。