ぐずぐずしていることは、時間を盗まれることである

4月15日早朝、京都に降り立つ。
夜行バスでも、3列シートだったのでゆったり出来ました。
数年前に、同じく夜行バスから降りた頃は、お店が開いていなくて途方に暮れた記憶がありました。
時代は変わるもので、バス会社さんが管理しているサロンもあれば、早朝営業しているお店もたくさん出来ていました。



サロンで身支度を整え、カフェで朝食を摂って出発。
まずは、東本願寺へ。
井上雄彦親鸞を描いた屏風の公開時期とたまたま重なっていたので。
これも何かの縁。
思い付きの旅には、タイミングと踏み出す勇気が不可欠。
整理券を求めて朝一番で並びましたが、平日なのに結構人がいました。
休日には、何時間待ちとかになるそうで、さすがです。
若い人ばかりでなく、様々な年齢層の方がいたのが意外。
屏風は迫力があって、長時間見入ってしまいました。



次に向かったのは、詩仙堂
京都出身でバスガイド経験もあるという、会社の人がお勧めしてくれました。
ここは、派手さはないけれどお庭が素敵な場所です。
あまりの渋さに、修学旅行生もいない。
秋ではないので、観光客も少ない。
素敵なお庭をほぼ独り占め。
皆が働いている時間に、ぼーっとお庭を眺めていられる贅沢。
ガイドブックと同じ構図で撮ってしまいました。

本当に、素敵な場所でした。
心の時計を、一時停止してみては如何かと。



桜はかなり散ってしまったけれど、哲学の道へ。
花弁でピンク色になった川も素敵でした。

葉桜だって十分美しい。
桜雨と一緒に、本物の雨もしとしと。



雨にも負けず、散歩は続く。
法然院
誰かの演出で、手水鉢にも花が咲く。



真如堂
新緑が美しい。
この緑が赤に染まったら、さぞかし見事なことでしょう。



最後に、宿泊地である清水寺周辺へ。
さすがに、旅行客が多かったです。
少し散策してから、お世話になるユースホステルへ向かうのでした。