時代

青森旅行記、ぼちぼち更新します。
青森といえば「ねぶた祭り」。
小さい頃から何度も見てきましたが、全く飽きません。
お囃子が聞こえてくると、血が騒ぐのです。
あの熱気は、実際に見ないと伝わらないものだと思います。



時間になると、お囃子が鳴り響く。

ハネトたちが叫び、舞う。

観客から歓声が沸く。
青森の夏が熱くなる瞬間が来た。



今年のねぶたも迫力満点。
LED使用とか、時代ですね。
初の女性ねぶた師が手掛けたねぶた。

間近で見ると、本当に凄いんです。

まだ小さかった頃、家族4人で見ていたとき。
よく父は、道路の真ん中まで出て行って写真を撮りに行っていました。
私と姉は「お父さんがねぶたに轢かれる」って冷や冷やしていた記憶があります。
それから20数年。
私も今、父と同じことしてた。
血は争えません。



でも、今回は人を中心に撮っていました。
ラッセラー、ラッセラー」という掛け声と共に跳ねる「ハネト」。



お囃子は、「笛」と「太鼓」と「手振鉦」。



縁の下の力持ち。
ねぶたを操る「曳き手」。



夢中でシャッターを押すも、手ブレや露出不足で、マトモに撮れた写真が殆どない。
福造でもたくさん撮ったけれど、そちらも絶望的かと思われます。
夜の撮影、もっと練習しないと。



嘆かわしかったのが、若い女子のハネト姿。
浴衣の丈が膝上だったり、だらしなく着付けしてたり、品がなさ過ぎる。
きっちり着こなした方が、粋で格好いいのに。
それを父に愚痴ったら、「お前も歳を取ったね」と言われました。
私も、スカート短くしてルーズソックスとか穿いちゃってた時代もありました。
大人には理解出来ない、そんな若者文化なんでしょうね。
でも、浴衣はきちんと着ようよ。