2013-01-01から1年間の記事一覧

8月18日:京都野郎

〜ひとり訪れた 老舗の茶屋 鴨川に浮かぶ月 京都観光めぐり〜 CKBの唄に乗せて。 京都旅行後半、一人旅編のはじまり。 朝、瀬田のホテルを出て祇園に向かいます。 祇園は、歩いているだけで楽しい。 京都の中でも大好きな場所の一つです。 格子戸の続く家…

8月17日:空の青、海のあを

この日も、カメラ仲間さんに京都をご案内してもらえることに。 しかも、一人旅ではハードルが高い場所へ。 とても有難いです。 車で走る事数時間。 伊根に到着。 舟屋が並ぶ町並みはとても綺麗でした。 家と家の間を覗くと、キラキラと光る海が見える。 ゆっ…

8月16日:やり放題なヒトビト

早朝、京都に到着。 数年前は、早朝に着いたところで、どこもお店が開いていなくて途方に暮れた記憶が。 最近は、夜行バスを利用した人が休憩したり、身なりを整えられる施設があります。 すっぴんでバスに乗り込んだ身としては、非常に有難いです。 それか…

旅のもくじ

先日雑記にも書きましたが、京都に行ってきました。 当初は2泊3日くらいと思っていたのですが、奇跡的に連休が取れたので4泊6日という長旅に。 思えば、今の会社に入ってからこんなに休むのは初めてです。 それだけ長く滞在していたのだから、旅行記を書…

また一から集める、いずれ失うであろう物を

今回はアラフォー、アラサー的小説。愛は苦手 (新潮文庫)作者: 山本幸久出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/09/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見るこちらは、アラフォー女性が主人公の短編集。 山本幸久、どうして女性の心理を書くのが上…

アザラシ

水族館。 一番好きなコーナーを問われれば、迷わず答えられる。 「アザラシ」。 理由は、よくわからない。 でも、くるくる回りながら泳ぐアザラシを見ていると癒されます。 幼少の頃、私はアザラシの水槽の前で1時間以上動かなかったらしい。 今でも一緒。 …

生きてるお金

以前、ここでも触れた父ボーナス。 未だに父は10万円の使い道を思い付かないらしい。 曰く、「この歳になると、欲しい物なんてないんだよ」。 それは、幸せなことなのか、淋しいことなのか。 社長はこう言った。 「今にしか使えないお金があるんだよ」。 …

生きることは困難で、生き抜くことはもっと険しい

読み終わった本二冊。すべてがFになる THE PERFECT INSIDER S&Mシリーズ (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/28メディア: Kindle版購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログを見るネットで、伏線回収が見事な小説とし…

泥より出でて泥に染まらず

福造は、見惚れた。 珍しく早起きした相棒が連れ出したそこは、桃色の大きな華が咲き誇る。 いつの日もミーハーな相棒は、こういう風物詩に弱い。 勿論、興奮している。 仕方ない、爺が手助けをしてやろう。 親父カメラマンたちの注目を集めて、絶好のポジシ…

大人ジブリ

もう、頭から荒井由実の「ひこうき雲」が離れなくて。 観に行って来ました。 「風立ちぬ」 この映画は、これを読んでくださっている方も多数観に行くと思われるので、内容には触れないようにします。 賛否両論あるようですが、私は絶賛派でした。 凄く良かっ…

巣立ち

私の会社の入り口のすぐ横。 毎年、ツバメがやって来る。 大家さんが糞避けガードを作ってくれて、人間様にも迷惑が掛からない。 保育園やら駐輪場やらの通り道で、人通りもそこそこあります。 外敵のカラスからも身を守りやすく、雨風の影響もほぼない。 ツ…

夏の憧憬

昨日は恒例の夏祭りボランティアの為、仕事。 今日はお休み。 最近、どんなに疲れていても5時に目が覚めてしまう。 とんでもなく、翁な体質になっています。 目覚めてしまっても浅い眠りを貪り、それでも8時頃には起き上がる。 ゆっくり朝食を摂って、観葉…

散歩備忘録

三連休です。 本日は、これといった予定なし。 部屋にいると、電気代がもったいないな。 とりあえず、カメラ持って出掛けてみるか。 行くあてがないと、恵比寿の都写美か、原宿の代々木公園か、渋谷の文化村か、上野の美術館か、最近勝手に注目している東横…

今日は明日よりも、いつだって一日だけ若いのだ

ときどき無性に欲するんです、恋愛小説。 最近読んでなかったし、石田衣良の作品が読みたくなった次第です。眠れぬ真珠 (新潮文庫)作者: 石田衣良出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/11/27メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (36…

花のある生活

福造は、溶けるかと思った。 梅雨明けして、快晴の東京。 暑くない訳がない。 それなのに、のんびり起床してぐうたら準備し、昼間の一番暑い時間に外出する相棒。 こいつは阿呆である。 案の定、相棒と福造はフライパンの上で焼かれる。 相棒は辛そうに「福…

ボーナス

私は、あまりボーナスに縁がありません。 前の会社は、「ボーナス出たらこれを買う」的な思想が浮かぶほどの額は貰えず。 今の会社は年俸制なので、関係ない。 先日、父親から衝撃の御達しがありました。 「家族全員に10万円を与える」 それは、こういう訳…

とりあえず世界平和を祈ろう

読了二冊。渋谷に里帰り (新潮文庫)作者: 山本幸久出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/06/26メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る山本幸久のお仕事小説はハズレなし。 今回は、営業職。 余計に親近感が沸きました。 「少しだけ…

誕生

本日、元気な甥っ子が誕生しました。 帝王切開だった為心配でしたが、母子ともに健康。 それだけで、もう十分。 保育器越しにしか会えないと思っていましたが、10分程病室に来てくれました。 そのとき、初めてじっくり自分の息子を見た姉。 安心したように…

女郎の誠と卵の四角

二冊とも、面白かった。吉原手引草 (幻冬舎文庫)作者: 松井今朝子出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/04/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 70回この商品を含むブログ (32件) を見る直木賞受賞作。 吉原に関わる人たちの証言を元に、浮かび上がる花魁失…

誰でもセンスはある。ただ勇気がないんだ。

テレビの宣伝を見て、私の勘が働いた。 これは、観るしかない。 ビル・カニンガム&ニューヨーク ニューヨークのストリートでファッションを50年も撮り続けているおじいちゃん、ビル・カニンガムのドキュメンタリーです。 私が心を魅かれたのは、彼が使っ…

江戸っ子の宴

福造は、身の危険を感じた。 そこには、神輿を担いだ江戸っ子が。 カメラを持った同類が。 とにかく、凄い人である。 荒れ狂う担ぎ手を眼前に、相方は苦戦している。 遠慮がちに寄ってみては、神輿に轢かれそうになっている。 勿論、福造も道連れだ。 これだ…

みゃんか

H(アッシュ) (徳間文庫)作者: 姫野カオルコ出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1997/09/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る何気に結構好きかも、姫野カオルコ。 このぶっ飛び具合がスッキリします。 短編集である、この小説も…

結界の街

福造は、空を仰いだ。 とても天気の良い日のこと。 久し振りの外出であった。 気まぐれで降り立った街。 神輿がいくつも練り歩き、結界で守られた街。 賑やかなようで、とても静かだ。 ずっと昔から、そうしていたように。 相棒も、やや興奮気味にシャッター…

日常は強い

最後の最後にやられた。ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)作者: 辻村深月出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/12/03メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るいつものことだけど、一気読み。 ぐいぐい、惹きつけられました。 相変わらず、心理描…

第32章のはじまり

何かが違うようで、同じ一日。 ただ、一つ歳を取っただけ。 気付けば、こんなに大きくなってしまいました。 色々な選択を積み重ねて、今に至る。 全てが、自分の選んだ道です。 些細な選択の一つ一つにも、責任が伴う。 他人のせいに出来る年齢は、過ぎ去っ…

私にはこの顔を撫でてくれる手がない

2008年、私が写真を始める前の話。 出会ってしまった。 そのときの、衝撃とも感動とも言えないぞくぞくする感じ。 今でも憶えています。 http://d.hatena.ne.jp/kotoba52neji/20080429/1209461284 あれから5年、また彼の写真展を見ることが出来ました。 「…

なにがいいのかわかんないけどさ。

シングルベル (朝日文庫)作者: 山本幸久出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/06/07メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る相変わらず、ドタバタで面白い。 親から見たら心配なのかもしれないけれど、本人たちは必死で今を生…

営業の心得

昨日もゴルフでした。 前回も散々だったし。 練習をする余裕もないし。 今回のコンペに参加して、しばらくお休みしようか。 そう考えていた矢先。 ゴルフの神様降臨。 こいつは、「もう辞めよう」と思うときにだけ登場するらしい。 ゴルフって、日々の練習は…

神様は残酷だ

一気に読みました。モンスター (幻冬舎文庫)作者: 百田尚樹出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/04/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (57件) を見る百田尚樹の作品は、勉強になります。 すごく下調べして、書く人なんだろうな…

ニューヨーカー

気付いたら4月。 電車には、新入社員の群れがいる。 毎年思いますが、「あ、新入社員だ」と、何でわかってしまうのだろう。 着なれない新品のリクルートスーツ。 不安やら期待やら、色々入り混じった表情。 何がどうしてこうなったのか。 先日、新人研修の…