水族館。 一番好きなコーナーを問われれば、迷わず答えられる。 「アザラシ」。 理由は、よくわからない。 でも、くるくる回りながら泳ぐアザラシを見ていると癒されます。 幼少の頃、私はアザラシの水槽の前で1時間以上動かなかったらしい。 今でも一緒。 …
以前、ここでも触れた父ボーナス。 未だに父は10万円の使い道を思い付かないらしい。 曰く、「この歳になると、欲しい物なんてないんだよ」。 それは、幸せなことなのか、淋しいことなのか。 社長はこう言った。 「今にしか使えないお金があるんだよ」。 …
読み終わった本二冊。すべてがFになる THE PERFECT INSIDER S&Mシリーズ (講談社文庫)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/09/28メディア: Kindle版購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログを見るネットで、伏線回収が見事な小説とし…
福造は、見惚れた。 珍しく早起きした相棒が連れ出したそこは、桃色の大きな華が咲き誇る。 いつの日もミーハーな相棒は、こういう風物詩に弱い。 勿論、興奮している。 仕方ない、爺が手助けをしてやろう。 親父カメラマンたちの注目を集めて、絶好のポジシ…
もう、頭から荒井由実の「ひこうき雲」が離れなくて。 観に行って来ました。 「風立ちぬ」 この映画は、これを読んでくださっている方も多数観に行くと思われるので、内容には触れないようにします。 賛否両論あるようですが、私は絶賛派でした。 凄く良かっ…
私の会社の入り口のすぐ横。 毎年、ツバメがやって来る。 大家さんが糞避けガードを作ってくれて、人間様にも迷惑が掛からない。 保育園やら駐輪場やらの通り道で、人通りもそこそこあります。 外敵のカラスからも身を守りやすく、雨風の影響もほぼない。 ツ…
昨日は恒例の夏祭りボランティアの為、仕事。 今日はお休み。 最近、どんなに疲れていても5時に目が覚めてしまう。 とんでもなく、翁な体質になっています。 目覚めてしまっても浅い眠りを貪り、それでも8時頃には起き上がる。 ゆっくり朝食を摂って、観葉…
三連休です。 本日は、これといった予定なし。 部屋にいると、電気代がもったいないな。 とりあえず、カメラ持って出掛けてみるか。 行くあてがないと、恵比寿の都写美か、原宿の代々木公園か、渋谷の文化村か、上野の美術館か、最近勝手に注目している東横…
ときどき無性に欲するんです、恋愛小説。 最近読んでなかったし、石田衣良の作品が読みたくなった次第です。眠れぬ真珠 (新潮文庫)作者: 石田衣良出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/11/27メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (36…
福造は、溶けるかと思った。 梅雨明けして、快晴の東京。 暑くない訳がない。 それなのに、のんびり起床してぐうたら準備し、昼間の一番暑い時間に外出する相棒。 こいつは阿呆である。 案の定、相棒と福造はフライパンの上で焼かれる。 相棒は辛そうに「福…
私は、あまりボーナスに縁がありません。 前の会社は、「ボーナス出たらこれを買う」的な思想が浮かぶほどの額は貰えず。 今の会社は年俸制なので、関係ない。 先日、父親から衝撃の御達しがありました。 「家族全員に10万円を与える」 それは、こういう訳…
読了二冊。渋谷に里帰り (新潮文庫)作者: 山本幸久出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/06/26メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る山本幸久のお仕事小説はハズレなし。 今回は、営業職。 余計に親近感が沸きました。 「少しだけ…
本日、元気な甥っ子が誕生しました。 帝王切開だった為心配でしたが、母子ともに健康。 それだけで、もう十分。 保育器越しにしか会えないと思っていましたが、10分程病室に来てくれました。 そのとき、初めてじっくり自分の息子を見た姉。 安心したように…
二冊とも、面白かった。吉原手引草 (幻冬舎文庫)作者: 松井今朝子出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/04/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 70回この商品を含むブログ (32件) を見る直木賞受賞作。 吉原に関わる人たちの証言を元に、浮かび上がる花魁失…
テレビの宣伝を見て、私の勘が働いた。 これは、観るしかない。 ビル・カニンガム&ニューヨーク ニューヨークのストリートでファッションを50年も撮り続けているおじいちゃん、ビル・カニンガムのドキュメンタリーです。 私が心を魅かれたのは、彼が使っ…
福造は、身の危険を感じた。 そこには、神輿を担いだ江戸っ子が。 カメラを持った同類が。 とにかく、凄い人である。 荒れ狂う担ぎ手を眼前に、相方は苦戦している。 遠慮がちに寄ってみては、神輿に轢かれそうになっている。 勿論、福造も道連れだ。 これだ…
H(アッシュ) (徳間文庫)作者: 姫野カオルコ出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 1997/09/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る何気に結構好きかも、姫野カオルコ。 このぶっ飛び具合がスッキリします。 短編集である、この小説も…
福造は、空を仰いだ。 とても天気の良い日のこと。 久し振りの外出であった。 気まぐれで降り立った街。 神輿がいくつも練り歩き、結界で守られた街。 賑やかなようで、とても静かだ。 ずっと昔から、そうしていたように。 相棒も、やや興奮気味にシャッター…
最後の最後にやられた。ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)作者: 辻村深月出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/12/03メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るいつものことだけど、一気読み。 ぐいぐい、惹きつけられました。 相変わらず、心理描…
何かが違うようで、同じ一日。 ただ、一つ歳を取っただけ。 気付けば、こんなに大きくなってしまいました。 色々な選択を積み重ねて、今に至る。 全てが、自分の選んだ道です。 些細な選択の一つ一つにも、責任が伴う。 他人のせいに出来る年齢は、過ぎ去っ…
2008年、私が写真を始める前の話。 出会ってしまった。 そのときの、衝撃とも感動とも言えないぞくぞくする感じ。 今でも憶えています。 http://d.hatena.ne.jp/kotoba52neji/20080429/1209461284 あれから5年、また彼の写真展を見ることが出来ました。 「…
シングルベル (朝日文庫)作者: 山本幸久出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/06/07メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る相変わらず、ドタバタで面白い。 親から見たら心配なのかもしれないけれど、本人たちは必死で今を生…
昨日もゴルフでした。 前回も散々だったし。 練習をする余裕もないし。 今回のコンペに参加して、しばらくお休みしようか。 そう考えていた矢先。 ゴルフの神様降臨。 こいつは、「もう辞めよう」と思うときにだけ登場するらしい。 ゴルフって、日々の練習は…
一気に読みました。モンスター (幻冬舎文庫)作者: 百田尚樹出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/04/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (57件) を見る百田尚樹の作品は、勉強になります。 すごく下調べして、書く人なんだろうな…
気付いたら4月。 電車には、新入社員の群れがいる。 毎年思いますが、「あ、新入社員だ」と、何でわかってしまうのだろう。 着なれない新品のリクルートスーツ。 不安やら期待やら、色々入り混じった表情。 何がどうしてこうなったのか。 先日、新人研修の…
2冊読了。宵山万華鏡 (集英社文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/06/26メディア: 文庫購入: 20人 クリック: 390回この商品を含むブログ (48件) を見る久々、森見作品。 この作品は、他の作品と毛色が少し違うような気がしました。 …
東京の桜が咲き始めた頃、カメラ友達と散歩に出掛けました。 予てから気になっていたお店をリクエスト。 とあるブログで、頻繁に紹介されていて。 一人で行くよりも、友達と行った方が絶対楽しいはず。 その店の名は「立石バーガー」。 堀切菖蒲園の駅から徒…
3月は仕事が忙しいのです。 後半は、殆ど休みも取れず。 代休とか休日出勤手当とかあれば、もう少しモチベーション上がるのですが。 ただ、ただ踊り狂って消耗するだけ。 今日、やっと少し落ち着きました。 来週からは、また怒涛の日々が再開しそうですが、…
またまた、山本幸久。男は敵、女はもっと敵 (集英社文庫)作者: 山本幸久出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/04/17メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (7件) を見る表紙のイラストがおかざき真里。 まるで今どきな女流作家の本みた…
姉と姪子が帰省しているということで、実家に駆けつけました。 姪子とは、かなり久し振りの対面。 前回は、人見知り期で拒絶されました。 今回はどうでしょうか。 実は、姪子にプレゼントを買っていたのです。 「ロディ」 ビニール製の馬みたいな乗り物おも…